お葬式のもつ意味を考える

お葬式とは、人の死を弔うための祭儀である事はもちろんですが、故人のためだけでなく残された者のために行われるという側面もあります。死を認識して受け入れるという感情の工程を踏む、「喪の作業」をする事で哀しみから徐々に回復していくのです。仏教には、故人が無事に極楽に行けるようにと初七日から始まり、弔い上げまで多くの法要があります。親族や親しかった人が集まり、住職にお経をあげて頂いた後に多くの場合会食があります。そこで故人の話をしたりと、哀しみを共有する人・場所がある事で慰められ、気持ちが少しづつ整理されます。最近では、お葬式など不要だと考える人・簡単に済ませる人も多いようですが、人や自分の哀しみに寄り添う事はそれを乗り越える方法として大きな意味を持ちます。

墓地が遠いところにあると、お墓参りもなかなか出来ません

皆さんは、身内である人の墓地は近くにありますか?出来れば近い方がいいですよね。私もそう思っています。仏様になられた方には何でも気軽に話したいので、身近なところに墓地があったらすぐお話ししに行けると思います。私は身内にあまり話をする機会がありませんでした。というか、自分から近づこうとしなかったのです。身内を失ってから初めて、その大切さに気がつきました。でも今ではもう遅すぎる、でも反って身近に感じる事もあります。せめて墓地が自宅から近かったらすぐにでもお参り出来るのに、私が遠方に住んでしまったため、それすらも出来ません。今私に出来る事はお墓を守って行き、あまり行く事が出来ない時は、代行を頼むという事も考えています。せめて法事の時は、残された身内のところに自分から歩み寄っていこうと思っています。

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